十三堂のダイヤモンドパイソン二胡はエッジの効いた目立ちたがり屋

台湾の二胡ブランド「十三堂」では通常の二胡とは少々毛色の異なるダイヤモンドパイソンというヘビ皮の二胡を製造しています。

十三堂製品の東京の代理店、徳絃社でもこれを扱っていて店頭には300番台シリーズにダイヤモンドパイソンを付けた301Dが入荷中です。

特長を一言で表すなら「目立つ!」。

ダイヤモンドパイソンは和名「アミメニシキヘビ」、錦蛇の一種で、どちらかと言うとハンドバッグなどの革製品でお馴染みかもしれません(通常の二胡には「蟒(ウワバミ)」が使われることが多いです)。

「ハンドバッグということは、持ってるとオシャレでステージで目立つっていう意味?だったら今度の発表会の合奏の時に使ってみようかな?」

たしかに普通の二胡と異なる黄色い皮のルックスは目立ちます。徳絃者の店頭にあってもひときわ異彩を放っています。

しかしなんといっても目立つのが音!

十三堂の二胡の中でも301シリーズは響かせやすいためプロの愛用者も多いのですが、そんな301の中でもさらにエッジの効いたサウンドを奏でることができます。

いわゆる「癒し系」の音ではありません。

私は中国古典楽器だけのアンサンブル(楽団)の指導などもしていますが、ダイヤモンドパイソンの二胡を持ってアンサンブルに参加する人がいたら絶対にストップをかけます。このダイヤモンドパイソンは合奏には不向きです。あくまでもソロの楽器、合奏では悪目立ちし顰蹙を買うこと間違いなしですね。

それはつまり初心者が最初に買う楽器ではないということも意味しています。

こう書いてしまうと何か単にうるさいだけの二胡のように思われるかもしれませんが、301Dは楽器としてしっかりまとまっています。

中国大陸製にときどきあるワイルド過ぎる二胡とは異なり、そこは台湾製。製品としての安定感もちゃんとあります。

ポップスなどリズミカルで素早い反応を求められる楽曲でその威力を発揮しますが、弾き込んでエイジングを重ねれば、甘過ぎない濃厚な音に変化していくことでしょう。お転婆娘が辛口のイイ女に成熟していくような、そんな成長を楽しめそうです。

徳絃社店頭ではすべての二胡を試奏できますので是非ご来店ください。

/河野朝子(徳絃社 二胡講師)

過去の記事はこちらから→徳絃社オススメ!

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  1. […] 以前ダイヤモンドパイソンの301を紹介したことがありますが、今回は「通常ヘビ皮の301、形状がちょっと北京風味」です。 まあとにかく鳴ります。 現在徳絃社店頭にあるのは少々イ […]

  2. […] 十三堂の300番台はきらびやかな音色のダイヤモンドパイソンの301D、鳴りならおまかせください!の北京風・301Pを紹介したことがありますが、今回はその黒檀バージョンの紹介です。 […]

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