250円のフェルト布一発で二胡の音が劇的に変わる?抑制綿(音濾)にこだわってますか?

徳絃社オーナー沙皮(呉俊徳)の二胡セミナーでは、メンテナンス講座など、何度か二胡のパーツに関するセミナーを実施し、各パーツそれぞれに意味があり、こまめなケアや交換で劇的に音が変わることを皆さんに体験していただいていますが、中でも死角中の死角は駒の下になんとなく詰まってるフェルトです(スポンジやゴム、皮革などの場合もあります)。

抑制綿と呼ばれているこのパーツ、100均で売ってるスポンジを切って入れただけ?みたいなルックスをしていることも多々あり、おざなりにされがちですが、二胡にとっては重要すぎる役割を果たしています。

なにせヘビ皮表面に触れているのは駒とこの抑制綿だけですから、よく考えなくても音色に直結しているのはただちに想像できるでしょう。

ではこれは一体なんの役割を果たしているのか?

それは抑制綿を外して二胡を弾いてみればすぐにわかります。

マイルドで情緒的だったはずの二胡の音が悲鳴のごとき痛い音に……

「痛い音」がイヤならここにとにかくなにか詰めとけばいいのかな?というとそれは早計というもので、なるべくヘビ皮の振動を殺さず、痛い倍音成分やノイズだけを除去しなくては楽器本来の音が死んでしまいます。

このため、素材やサイズの決定には慎重になる必要があるのです。

私も時折二胡のメンテナンスを教えることがあります。
成人の習い事に付き物なのは家庭や仕事の事情によるレッスンの中断です。そんなとき二胡教室に通えなくなってもひとりで二胡を楽しめるように最低限のメンテナンスを自分で行えるようにしておき、一生の友として二胡と付き合っていただきたい、という思いでメンテナンスもレッスンに組み入れるのですが、弦の交換も駒の交換も松脂の変更も確かに音はかなり変わります。しかし、十三堂製のフェルトに交換してみたときの皆さんの一様な驚きぶりはそれらを上回るのではないかと思えます。

音量が豊かに増し、二胡らしいマイルドさも加えられ、そして、外弦に出没していたウルフ(狼音)も除去されり、一件落着!(二胡により個体差はあります)

まるで手品か店頭実演販売か、といった様相ですが、皆さん口を揃えて「それ、今度買ってきて下さい!」とおっしゃいます。たった250円でここまで音が変わることにビックリですね。

二胡持参でご来店いただければ店頭でご自身の二胡に付けてお試しいただくこともできるので、まずはその音の変わりぶりを体験してみることをお勧めいたします。

/河野朝子(徳絃社 二胡講師)

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