バッチリ調整したて!十三堂の血紫檀二胡402

402

木材は難しいです。
建築業界、仏壇業界、邦楽器奏者、ギタリスト、二胡業界、同じ言葉でも違う材を指していたり、違う言葉でも同じ材だったり、ワケがわかりません。

そんな中、今回紹介するのは十三堂の血紫檀二胡402、180,000円です(2012年9月現在)。

血紫檀は「けっしたん」と読み、なんだかミクロ決死隊の萌えキャラ化みたいですが、血檀は「ちたん」と読むようで、木材というより金属のような響きですね。 で、このふたつは同じものとされています。

「紫檀」と付くからには血紫檀も紫檀の仲間かというと、ここらがビミョーなところで、二胡業界でも血紫檀を「紫檀」として販売しているところもあれば、もっと細分化した括りで血紫檀(血檀)として販売しているところもあり、十三堂は後者となります(→十三堂の木材説明ページ)。

さてこの血紫檀二胡、入荷したてのものを試し弾きをしてみたならば、これが非常に若い。

開放弦の音など、これを飼い慣らすのはチト大変そう……お値段もお値段だし、まぁ、こんなもの? と思っていたところに沙皮さん(十三堂・徳絃社オーナー呉氏)登場。

沙皮さんが駒を替えるなどしてササッと調整したらいきなり音がマイルドに。私たちが大好きな二胡の音になりました。

といったように徳絃社店頭の二胡は基本的に全て現時点で最高の音色を奏でられるように調整してあります。

私が横で見ていて、みるみる音が変わっていく調整に単に感動した、というだけではありますが、この402は重量感もあり「み゛~~~」と詰まった音も存分にします。

高音によりパワーが要求されていながら、なかなか鳴らない二胡も多い中、音域によるバランスもあまり偏っていません。特に高音はもっともっと育つポテンシャルがあるのではないかとも考えられます(弾く人次第ではありますが)。

「二胡に20万以上はちょっとね~」「だからといってあまり妥協はしたくないし」と考えてるなら一度触れて見ることをお勧めいたします。

徳絃社店頭ではすべての二胡を試奏できますので是非ご来店ください。

※同じ商品番号の二胡でも個体が異なればと音も違います。上記は現在(2012年10月5日)店頭にあるものについての記事となります。

/河野朝子(徳絃社 二胡講師)

過去の記事はこちらから→徳絃社オススメ!

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カテゴリー: 徳絃社オススメ!, 楽器

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